貸借対照表原則―評価―資産の評価基準―時価―時価主義
時価主義とは
時価主義の定義・意味
時価主義とは、資産や費用を計上する場合の評価の基準を、評価時における市場価額とする原則をいう。
時価主義の反対概念
時価主義の反対概念は取得原価主義である。
時価主義の目的・趣旨・機能
時価主義により、企業が保有する株式、債券などの金融資産を時価で再評価すること(時価会計 時価主義会計)で、含み益や含み損も把握でき、会計の透明化、つまり、企業の正確な財政状態を明らかにすることができる。
ただし、2007年のいわゆるサブプライムローン問題では、時価主義の適用により、「評価損によって不安が増幅し、さらなる評価損につながる」「株価の下落によって金融機関の収益や資本が動いてしまうのは望ましくない」などという時価主義が内包する問題が指摘された。
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