割賦販売未収金(割賦販売売掛金・割賦販売契約)/割賦仮売上(割賦販売)
割賦販売未収金/割賦仮売上とは
割賦販売未収金/割賦仮売上の定義・意味など
割賦販売未収金(かっぷはんばいみしゅうきん)/割賦仮売上(かっぷはんばいかりうりあげ)とは、割賦販売において収益の認識基準として割賦基準を採用した場合に割賦販売した商品の売価を備忘記録する一対の対照勘定をいう。
割賦販売未収金/割賦仮売上の別名・別称・通称など
割賦販売売掛金・割賦販売契約/割賦販売
割賦販売未収金は割賦販売売掛金または割賦販売契約、割賦仮売上は割賦販売などとも表記される。
『日商簿記2級 商業簿記 スピード攻略テキスト』 DAI-X出版、2004年、53項。
割賦販売未収金/割賦仮売上の位置づけ・体系(上位概念等)
割賦販売の会計処理方法
割賦販売の収益計上時期は、原則として一般商品売買の場合と同様、商品を引渡した日に売上に計上する(販売基準)。
ただし、例外的に、割賦基準によること、すなわち、割賦代金の回収期限の到来日(回収期限到来基準(支払期限到来基準))または入金日(現金回収基準(回収基準))に売上を計上することも認められている。
このうち割賦基準を採用すると、割賦販売をした時点では簿記上の取引はまだ何ら発生していないことになる。
そこで、割賦販売をしたという事実を忘れないようにするため、対照勘定法により、割賦販売未収金/割賦仮売上勘定を用いて備忘記録する。
割賦販売未収金/割賦仮売上の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
割賦販売をしたとき
割賦基準による場合は、商品を割賦販売したときには売上に計上できないが、割賦販売した商品の売価を割賦販売未収金(または割賦販売売掛金・割賦販売契約)勘定と割賦仮売上(または割賦販売)勘定という一対の対照勘定を用いて備忘記録する。
割賦代金を受け取ったとき、または、割賦代金の回収期限が到来したとき
①収益の計上
割賦基準による場合は、割賦代金を受け取ったとき(現金回収基準(回収基準))、または、割賦代金の回収期限が到来したとき(回収期限到来基準(支払期限到来基準))に、売上に計上する。
ただし、通常は一般の売上と区別するため、割賦売上勘定(収益)の貸方に記帳して収益計上する。
②備忘記録の取消し
取引の具体例と仕訳の仕方
割賦販売をしたとき

顧客に商品10万円(売価)を毎月1万円の分割払いの契約で販売した。

| 割賦販売未収金 | 10万 | 割賦仮売上 | 10万 |
割賦代金を受け取ったとき、または、割賦代金の回収期限が到来したとき

顧客から割賦販売した商品(10万円(売価)。毎月1万円の分割払いの契約)の割賦代金が振り込まれた。

| 普通預金 | 1万 | 割賦売上 | 10万 |
| 割賦仮売上 | 1万 | 割賦販売未収金 | 1万 |
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