［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

割賦売上

割賦売上とは

割賦売上の定義・意味など

割賦売上（かっぷうりあげ）とは、割賦販売による売上を処理する収益勘定をいう。

割賦売上の目的・役割・意義・機能・作用など

割賦売上勘定は割賦販売による売上を一般の売上と区別するために用いられる。

割賦売上の決算等における位置づけ等

割賦売上の財務諸表における区分表示と表示科目

損益計算書 ＞ 経常損益の部 ＞ 営業損益の部 ＞ 売上高 ＞ 割賦売上高

表示科目

売上高

割賦売上は売上高の内訳科目として表示する。

なお、一般の商品は、一般商品売上高として表示する。

割賦売上の会計・簿記・経理上の取り扱い

会計処理方法

収益の認識基準（計上時期・期間帰属）

実現主義

（販売基準または割賦基準）

使用する勘定科目・記帳の仕方等

販売基準による場合

割賦基準による場合

取引の具体例と仕訳の仕方

販売基準による場合

顧客に商品10万円（売価）を毎月1万円の分割払いの契約で販売した。

借方科目	金額	貸方科目	金額
割賦売掛金	10万	割賦売上	10万

割賦基準による場合

顧客から割賦販売した商品（10万円（売価）。毎月1万円の分割払いの契約）の割賦代金が振り込まれた。

借方科目	金額	貸方科目	金額
普通預金	1万	割賦売上	10万
割賦仮売上	1万	割賦販売未収金	1万

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