賞与―分類―決算賞与
決算賞与とは
決算賞与の定義・意味・意義
決算賞与とは、会社に予想以上の利益が出た場合において、労働協約または就業規則により定められた賞与とは別に、当該事業年度の翌期に従業員に支給する特別の賞与をいう。
決算賞与については、後述の要件を満たせば、税務上、損金経理(未払計上・費用計上)が認められている。
決算賞与の趣旨・目的・役割・機能
従業員のモチベーションの向上
節税対策・節税方法
決算賞与は、利益を経費に計上できるので、節税対策・節税方法のひとつとして利用できる。
決算賞与の要件・条件
決算賞与として損金に算入するには、次の条件を満たす必要がある。
- 賞与の支給額を、各人別に、かつ、すべての従業員に通知をしていること
- 通知をした日の属する事業年度終了の日(期末・決算日)の翌日から1カ月以内に、通知をしたすべての従業員に賞与を支払っていること
- その支給額につき通知をした日の属する事業年度において損金経理をしていること。具体的には決算で未払金(または未払費用)の計上をしていること
No.5350 使用人賞与の損金算入時期|法人税|国税庁 http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5350.htm
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