[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


受託販売


(" 受託販売 "から複製)

受託販売とは

受託販売の定義・意味など

受託販売(じゅたくはんばい)とは、商品の販売を他人に委託される販売形態をいう。

参考:日本経済新聞社 『会計用語辞典』 日本経済新聞出版社、1978年、98頁。

受託販売の仕組み(しくみ)

販売を委託した側を委託委託された側を受託者という。

また、受託販売のために受け取った商品受託品という。

受託者は受託品の販売を行うが、商品販売により発生する費用収益はすべて委託者に帰属し、受託者側に発生する損益受取手数料のみとなる。

受託販売の手順

受託販売の手順は次のとおり。

  1. 受託者の委託者からの受託品の受取り
  2. 受託者の受託品の販売
  3. 受託者の仕切精算書(売上計算書)の作成(受託者の委託者への報告)
  4. 受託者の委託者への手取額の送付

参考:日本経済新聞社 『会計用語辞典』 日本経済新聞出版社、1978年、20頁。

受託販売の位置づけ・体系(上位概念等)

特殊商品売買

受託販売特殊商品売買のひとつとして位置づけられる。

なお、特殊商品売買の種類としては以下のようなものがある。

受託販売会計簿記経理上の取り扱い

会計処理方法

使用する勘定科目・記帳の仕方等
  1. 受託者が委託者から受託品を受け取ったとき
  2. 受託者が受託品を販売したとき
  3. 受託者が仕切精算書(売上計算書)を作成したとき(受託者の委託者への報告)
  4. 受託者が委託者へ手取額を送付したとき



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