［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

事務―法定調書―支払調書

支払調書とは

支払調書の定義・意味・意義

支払調書（しはらいちょうしょ）とは、所得税法により、一定の支払いをする者が、その支払の確定した日の属する年の翌年１月３１日まで、または、その支払の確定した日から１月以内に、所定の事項を記載して、税務署長に提出しなければならないとされている書類をいう。

  

支払調書の分類・種類

支払調書には、次のような種類がある。

• 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書
• 不動産の使用料等の支払調書
• 不動産等の譲受けの対価の支払調書
• 不動産等の売買又は貸付けのあっせん手数料の支払調書

 

支払調書の位置づけ・体系（上位概念）

法定調書

支払調書は、法定調書のひとつに位置づけられる。

なお、法定調書とは、各種法律（所得税法、相続税法、租税特別措置法、内国税の適正な課税の確保を図るための国外送金等に係る調書の提出等に関する法律）の規定により、税務署に提出が義務づけられている書類をいい、それぞれ様式が定められている。

 

支払調書と関係・関連する概念

源泉徴収票

報酬としてではなく、給与として支払った場合には、源泉徴収票を作成･提出する。