［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

事務―法定調書―源泉徴収票

源泉徴収票とは

源泉徴収票の定義・意味・意義

源泉徴収票とは、所得税法の規定により、税務署に提出することが義務づけられている法定調書をいう。

源泉徴収票の位置づけ・体系

源泉徴収票は、法定調書の一つである。

なお、法定調書とは、所得税法、相続税法、租税特別措置法及び内国税の適正な課税の確保を図るための国外送金等に係る調書の提出等に関する法律の規定により税務署に提出が義務づけられている書類をいい、それぞれ様式が定められている。

国税庁のホームページより抜粋

源泉徴収票の分類・種類

源泉徴収票には、次の３つの種類がある。

1. 給与所得の源泉徴収票（給与支払報告書）
2. 退職所得の源泉徴収票（特別徴収票）
3. 公的年金等の源泉徴収票

なお、「給与支払報告書」と「特別徴収票」は、地方税法において提出が義務づけられている書面であるが、それぞれ「給与所得の源泉徴収票」と「退職所得の源泉徴収票」と記載内容が同じであるため、原則として規格と様式を統合して印刷されている。

源泉徴収票と関係・関連する概念

報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書

給与としてではなく、いわゆる「報酬」として、たとえば、税理士や外注などに支払った場合には、源泉徴収票ではなく、「報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書」という法定調書を作成･提出する。

源泉徴収票の法的根拠

源泉徴収票は、所得税法に規定されている。