［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

企業会計審議会―会計基準―原価計算基準

原価計算基準とは

原価計算基準の定義・意味など

原価計算基準（げんかけいさんきじゅん）とは、原価計算について企業会計審議会が定めた会計基準をいう。

原価計算基準の目的・役割・意義・機能・作用など

原価計算基準は、企業会計原則の一環として、原価計算の分野の会計基準を形成しているといえる。

原価計算基準の内容

原価計算基準では、原価計算の手続きを大きく次の３段階にわけて規定している。

1. 費目別計算
   
2. 部門別計算
3. 製品別計算

原価計算基準の問題点

原価計算基準は、製造業における原価計算がベースとなっているため、今日比重の高いサービス業における原価計算には必ずしも十分に対応できているとはいえない。

原価計算基準の歴史・沿革・由来・起源・経緯など

原価計算基準は1962年に会計審議会が中間報告として公表した。

研究開発費等に係る会計基準の位置づけ・体系（上位概念等）

会計基準

研究開発費等に係る会計基準は企業会計審議会が定めた会計基準のひとつである。

なお、会計基準には原価計算基準も含めて次のようなものがある。

• 企業会計原則
• 原価計算基準
• 連結財務諸表原則
• 外貨建取引等会計処理基準
• 連結キャッシュ･フロー計算書等の作成基準
• 中間連結財務諸表等の作成基準
• 退職給付に係る会計基準
• 税効果会計に係る会計基準
• 研究開発費等に係る会計基準
• 金融商品に係る会計基準
• 固定資産の減損に係る会計基準
• 企業結合に係る会計基準