生産面―国内総生産(GDP)―実質国内総生産(実質GDP)―GDPデフレーター
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GDPデフレーターとは
GDPデフレーターの定義・意味・意義
GDPデフレーターとは、名目国内総生産(名目GDP)と実質国内総生産(実質GDP)の比率をあらわした物価指数をいう。
GDPデフレーター = 名目国内総生産/実質国内総生産 ✕ 100
GDPデフレーターの趣旨・目的・役割・機能
実質国内総生産の算定・算出
たとえば、市場価格(時価)で評価した名目国内総生産が大きくても、物価が上昇していれば、必ずしも経済活動が高まったとはいえない。
そこで、GDPデフレーターを使用して、名目国内総生産から物価変動の影響を取り除いた実質国内総生産を算定・算出する。
実質国内総生産 = 名目国内総生産/GDPデフレーター ✕ 100
GDPデフレーターの見方・読み方・解釈の仕方・視点
インフレーション・デフレーションの経済指標
GDPデフレーターは、物価変動の影響を取り除いていない名目国内総生産と、物価変動の影響を取り除いた実質国内総生産の比率と定義される。
したがって、GDPデフレーターは物価変動の程度をあらわした物価指数といえる。
そして、GDPデフレーターが100超または前期比・前年同期比等でプラスであればインフレーション、100未満または前期比・前年同期比等でマイナスであればデフレーションと判断することができる。
たとえば、麻生太郎財務相は2013年3月21日午前の参議院財政金融委員会で、消費税引き上げを判断する際に参考にする経済指標に関して、GDPデフレーターは極めて大事な指標だと語っている。
麻生太郎財務相は21日午前の参議院財政金融委員会で、消費税引き上げを判断する際に参考にする経済指標に関して、GDPデフレーターは極めて大事な指標だと語った。
民主党の金子洋一委員の質問に答えた。
消費税引き上げ分を転嫁するには、物価が上がっていることが大事であり、消費税引き上げの判断の際にGDPデフレーターを重視すべきではないかとの質問に「言われることは正しい。GDPデフレーターは極めて大事な指標だ。もっとも大事な指標の一つだと思う」との考えを示した。
引用元:Reuters ロイター 「GDPデフレーター、極めて大事な指標=消費税引き上げ判断で麻生財務相」 http://jp.reuters.com/article/economicPolicies/idJPTK063809520130321
GDPデフレーターの位置づけ・体系(上位概念)
物価指数
GDPデフレーターは、企業物価指数・消費者物価指数などとならび、日本の物価動向を示す代表的な経済指標である。
GDPデフレーターのメリットとデメリット(特色・特徴)
メリット・長所・利点・有利な点
たとえば、消費者物価指数が消費だけを対象とするのに対して、GDPデフレーターは、国内総生産(正確には国内総生産(支出側))の構成要素である消費(民間消費+政府消費)・投資(民間投資+政府投資+在庫品)・輸出・輸入のそれぞれの物価指数を含むものなので、経済全体を対象とした包括的な物価指数といえる。
デメリット・短所・欠点・弱点・不利な点
GDPデフレーターは四半期ごとの指標であるため、速報性という面では劣る。
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支出面―国内総支出(GDE・国内総生産(支出側))
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