［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


有価証券強制低価評価損


有価証券強制低価評価損とは

有価証券強制低価評価損勘定の定義・意味

市場価格のある有価証券の時価が著しく値下がりした場合、回復の見込みがある場合を除き、時価をもって貸借対照表価額としなければならない（減損処理）が、有価証券強制低価評価損とは、この評価差額を当期の損失として処理するための勘定科目をいう。

有価証券強制低価評価損の財務諸表における区分表示と表示科目

損益計算書＞特別損益の部＞特別損失＞有価証券強制低価評価損

有価証券強制低価評価損の収益・費用→益金・損金変換（税務）

必要経費算入の可否

保有している有価証券が、①時価の著しい下落、②回復の見込みがないという要件を満たせば、強制評価減として処理をするという形で費用計上・損金算入をすることができる。



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