固定資産廃棄損
固定資産廃棄損とは
固定資産廃棄損勘定の定義・意味
固定資産廃棄損とは、有形固定資産(減価償却資産)を除却した場合において、除却した有形固定資産に評価額がないとき、その損失を管理するための勘定科目をいう。
固定資産廃棄損勘定の使い方の説明
有形固定資産を除却した場合において、除却した資産に評価額があるときは、固定資産除却損科目で処理をし、評価額がないときに、固定資産廃棄損科目で処理をする。
ただし、区別せず、どちらの場合であっても固定資産除却損科目を使用して処理をしてもよい。
固定資産廃棄損の財務諸表における区分表示と表示科目
固定資産廃棄損勘定の会計・経理処理
廃棄手数料
固定資産を除却・廃棄した際の費用(手数料)は、廃棄損に含めて処理をする。
固定資産廃棄損勘定の会計・経理処理方法
除却・廃棄時における固定資産の帳簿価額に相当する額(取得価額-減価償却累計額)を、固定資産廃棄損科目で処理をする。
つまり、次のような関係になる。
固定資産廃棄損勘定の取引と仕訳の具体例・事例(帳簿記入・記帳法)
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
減価償却累計額 | ×××× | 車両運搬具 | ×××× |
固定資産廃棄損 | ×××× |
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