特殊商品売買―会計処理の方法―手許商品区分法―期末一括法
期末一括法とは
期末一括法の定義・意味など
期末一括法(きまついっかつほう)とは、特殊商品売買(未着品売買・委託販売・試用販売)で手許商品区分法による場合、期末に一括して、売上にかかる原価を仕入勘定に振り替える方法をいう。
期末一括法の位置づけ・体系(上位概念等)
手許商品区分法
手許商品区分法は、売上原価を仕入勘定で算定するための振替処理を行うタイミングにより、さらに次の2つの会計処理の方法がある。
期末一括法の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
未着品売買の場合
期末一括法による場合は、期末に一括して、転売した貨物代表証券の金額(商品の原価)を未着品勘定から仕入勘定に振り替える。
委託販売の場合
期末一括法による場合は、期末に一括して、積送品売上にかかる原価を積送品勘定から仕入勘定に振り替える。
試用販売の場合
期末一括法による場合は、期末に一括して、買取りの意思表示があった試用品の原価を試用品勘定から仕入勘定に振り替える。
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