勘定科目―補助科目
補助科目とは
補助科目の定義・意味・意義
補助科目とは、特定の勘定科目の内訳となる科目(内訳科目)をいう。
補助科目の具体例
たとえば、普通預金という勘定科目では、○○銀行など具体的な銀行名、売掛金という勘定科目では、得意先名、水道光熱費という勘定科目では、ガス代、水道代、電気代などが補助科目となる。
補助科目の具体的な利用の仕方・使い方
補助科目は、工夫次第で、いろいろな活用方法がある。
台帳的な利用法・活用法
概要・概略・全体像
補助科目は、売掛金や買掛金、貸付金、未払金など、相手先ごとの残高や増減の内容を管理するために設定される。
預金科目の補助科目
普通預金、当座預金、定期預金などの預金科目は、銀行別に補助科目を設定し、元帳を分けて管理するのが通常である。
預かり金の補助科目
預かり金は、適宜、源泉所得税、住民税、社会保険料(あるいは、さらに細分化して、健康保険料と厚生年金保険料に区分する)、旅行積立金などの補助科目を設けて管理した方が管理しやすい。
受取手形の補助科目
受取手形は、決済月別に補助科目を設定すれば、月々に決済すべき手形金額を把握できるので、資金繰りなどに便利である。
費用科目
たとえば、通信費や消耗品費、水道光熱費、支払手数料などの費用科目に補助科目を設定すれば、経費管理・経費削減に役に立つ。
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