［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

期首棚卸高

期首棚卸高とは

期首棚卸高の定義・意味など

期首棚卸高（きしゅたなおろしだか）とは、前期末の棚卸しによって決定され期首に振り替えた商品や製品・半製品・原材料・仕掛品などの棚卸資産の期首在庫を処理する費用勘定をいう。

他の勘定科目との関係

期末棚卸高

前期の期末棚卸高が当期の期首棚卸高となる。

期首商品棚卸高・期首製品棚卸高等

期首棚卸高は期首商品棚卸高と期首製品棚卸高等の総称である。

商品については期首商品棚卸高勘定を、そして、製品等については期首製品棚卸高勘定等を用いてもよい。

法人・個人の別

法人・個人

期首棚卸高は法人・個人で使用される勘定科目である。

期首棚卸高の決算等における位置づけ等

財務諸表における区分表示と表示科目

商品の期首棚卸残高

商品の期首棚卸残高については次のページを参照。

期首商品棚卸残高

製品の期首棚卸残高

期首棚卸高の会計・簿記・経理上の取り扱い

会計処理方法

商品の期首棚卸残高

商品の期首棚卸残高については次のページを参照。

期首商品棚卸高

製品の期首棚卸残高

取引の具体例と仕訳の仕方

期末（決算時）

決算にあたり、棚卸しによって決定された商品（製品）の期末在庫100万円を計上した。

借方科目	金額	貸方科目	金額
商品（製品）	100万円	期末棚卸高	100万円

翌期首

翌期首に、前期の期末在庫100万円の振替処理をした。

借方科目	金額	貸方科目	金額
期首棚卸高	100万円	商品（製品）	100万円

期首棚卸高の税務・税法・税制上の取り扱い

消費税の課税・非課税・免税・不課税（対象外）の区分

不課税取引（課税対象外）

消費税法上、期首棚卸高は不課税取引として消費税の課税対象外である。