貸借対照表―資産―表示方法―科目別間接控除法
科目別間接控除法とは
科目別間接控除法の定義・意味・意義
科目別間接控除法とは、評価勘定の貸借対照表の表示方法の一つとして、本来の各勘定科目ごとから減価償却費、減価償却累計額、貸倒引当金などの評価勘定を間接的に控除する(本来の勘定科目の額は評価勘定の額を含めた額となっている)かたちで表示する方法をいう。
科目別間接控除法の具体例
貸倒引当金
長期貸付金のような金銭債権の期末評価額は、その債権金額から貸倒見積高を控除した金額となる。
この場合の貸借対照表の表示方法としては、科目別間接控除法による方法が原則となり、貸倒見積高は、評価性引当金である貸倒引当金という勘定科目を使用する。
科目別間接控除法の書式・様式フォーマット
建物 | xxx,xxx,xxx |
減価償却累計額 | △xxx,xxx |
建物付属設備 | xxx,xxx,xxx |
減価償却累計額 | △xxx,xxx |
構築物 | xxx,xxx,xxx |
減価償却累計額 | △xxx,xxx |
科目別間接控除法の位置づけ
科目別間接控除法は、減価償却費、減価償却累計額、貸倒引当金など、本来の勘定のマイナスの性質を有する評価勘定を貸借対照表に表示する方法の一つである。
この表示方法には、科目別間接控除法も含め、次の3つの種類があるが、科目別間接控除法が原則である。
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