［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

貸借対照表―資産―流動資産―当座資産―現金及び預金

現金及び預金とは

現金及び預金の定義・意味など

現金及び預金（げんきんおよびよきん）とは、貸借対照表の流動資産に属する現金と当座預金や普通預金など短期の預金の表示科目をいう。

現金及び預金の範囲・具体例

• 現金
• 短期の預金
  • 当座預金
  • 普通預金
  • 通知預金
  • 納税準備預金など

現金及び預金の注意点・注意事項

現金と短期の預金については勘定科目名と表示科目名が異なることになる。

ただし、現金勘定や当座預金勘定・普通預金勘定などをそのまま貸借対照表の表示科目としてもよい。

実際、現金と預金はわけて表示しているところが多い。

現金及び預金と関係する概念

反対概念・対概念

長期性預金

長期の預金は投資その他の資産に属し、定期預金・定期積金または長期性預金などとして表示する。

現金及び預金の決算等における位置づけ等

現金及び預金の財務諸表における区分表示と表示科目

貸借対照表 ＞ 資産 ＞ 流動資産 ＞ 現金及び預金

区分表示

流動資産

現金及び預金は原則として流動資産に属する。

企業会計原則注解
[注１６]　流動資産又は流動負債と固定資産又は固定負債とを区別する基準について
　現金預金は、原則として、流動資産に属する…

財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則
（流動資産の範囲）
第十五条 　次に掲げる資産は、流動資産に属するものとする。
一 　現金及び預金。ただし、一年内に期限の到来しない預金を除く。
…

表示科目

現金及び預金

現金勘定や当座預金・普通預金勘定などは一括して現金及び預金として表示することもできる。

財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則
（流動資産の区分表示）
第十七条 　流動資産に属する資産は、次に掲げる項目の区分に従い、当該資産を示す名称を付した科目をもつて掲記しなければならない。
一 　現金及び預金
…