勘定科目全書として勘定科目を体系的に分類し、その取扱い・処理を解説・説明しています。仕訳の方法・仕方、会計ソフト(弥生会計などパソコン会計)など経理実務のわかりやすいマニュアルです。勘定科目内訳明細書の書き方・作成や青色申告など確定申告のための帳簿のつけ方から日商簿記・簿記検定試験(2級・3級)のための便覧として、辞書・辞典・事典代わりにお役立て下さい。

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未着品

未着品とは

遠隔地の仕入先から商品仕入れる場合には、商品を受け取る前に、貨物代表証券(搬送中の商品の所有権を表す証券で、船荷証券貨物引換証などがある)を受け取ることがある。

この貨物代表証券によって表象される、受け取り前の商品未着品といい、手許商品と区別するために、会計的には未着品勘定を用いて管理する。

つまり、未着品とは、遠隔地から買い付けをした商品で輸送中にあるものいう。

 

なお、貨物代表証券を使って売買を行う商品売買を未着品売買未着品販売)という。

 

 

未着品の科目属性

資産

 

 

未着品財務諸表における表示区分と表示科目

貸借対照表資産流動資産商品

未着品貨物代表証券により転売できるので、貸借対照表上は商品として表示する。

ただし、その金額が資産総額の1%を越える場合は、「未着品」として区別して表示する。

 

 

未着品勘定の会計・経理処理

仕訳の具体例(帳簿記入・記帳法)

貨物代表証券を購入した場合

貨物代表証券の購入時点では、商品が到着していないため、仕入れには計上できない。

そこで、未着品を計上する。

借方科目 金額 貸方科目 金額
未着品
1,000,000
買掛金
1,000,000

 

後日商品が到着した場合
借方科目 金額 貸方科目 金額
仕入
××××
未着品
××××

 

貨物代表証券を転売した場合

参照 →未着品売上