仮払税金
仮払税金とは
会社が納付する税金には、様々なものがあるが、企業の利益(所得)に対して課される税金である法人税、住民税、事業税については、年度末に税額が確定する前に、中間申告をして、所定の方法で計算した税金額を仮納付(中間納付)する。
そして、この税金額は決算時に清算することになるので、会計処理上別途管理しておく必要がある。
また、会社が保有する有価証券について、例えば、株式の配当や公社債の利息を受け取る場合には、所得税や住民税が源泉徴収される。
そして、この徴収額は法人税や住民税の確定申告の際、税額から控除することができるので、やはり会計処理上別途管理しておいた方が便利である。
仮払い税金は、この仮納付額または源泉徴収額を管理するための勘定科目である。
仮払税金の科目属性
仮払税金勘定の会計・経理処理
仕訳の具体例(帳簿記入・記帳法)
会社がその保有する株式の配当金を受け取った場合
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
現金 | ×××× | 受取配当金 | ×××× |
仮払税金 | ×××× |
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