端数利息
端数利息とは
端数利息の定義・意味など
端数利息(はすうりそく)とは、利払日以外の日において債券の売買が行われる場合に、債券の買主が売主に対して支払う、売買日直近の利払日の翌日から売買日までの期間に対応する利息をいう。
『日商簿記2級 商業簿記 スピード攻略テキスト』 DAI-X出版、2004年、79項。
端数利息の計算方法
計算式・公式
端数利息は次の計算式により、日割り計算をする。
端数利息 = 債権の額面金額 ✕ 年利 ✕ 売買日直近の利払日の翌日から売買日までの日数/365
端数利息の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
有価証券利息
債券の端数利息は、受け取っても支払っても有価証券利息勘定で処理をする。
取引の具体例と仕訳の仕方
売主側
現金 | ×××× | 売買目的有価証券 | ×××× |
有価証券売却損益 | ×××× | ||
有価証券利息 | ×××× |
買主側
売買目的有価証券 | ×××× | 現金 | ×××× |
有価証券利息 |
端数利息の税務・税法・税制上の取り扱い
消費税の課税・非課税・免税・不課税(対象外)の区分
非課税取引
消費税法上、端数利息は非課税取引にあたり、消費税が課税されない。
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