勘定科目全書として勘定科目を体系的に分類し、その取扱い・処理を解説・説明しています。仕訳の方法・仕方、会計ソフト(弥生会計などパソコン会計)など経理実務のわかりやすいマニュアルです。勘定科目内訳明細書の書き方・作成や青色申告など確定申告のための帳簿のつけ方から日商簿記・簿記検定試験(2級・3級)のための便覧として、辞書・辞典・事典代わりにお役立て下さい。

  1. ホーム
  2. 勘定科目一覧
  3. 販売管理費
  4. 外注費

外注費

外注費とは

外注費勘定の定義・意味

外注費とは、会社の業務の一部を外部へ委託(アウトソーシング)するための費用やコンサルタントのための費用を管理するための勘定科目をいう。

 

業務委託費ともいう。

なお、製造業や建設業で、材料を供給して、製造工程や工事の一部を他の会社に委託する際に発生する費用は、外注加工費という科目で処理をする。

 

外注費勘定の範囲・具体例

 

 

外注費財務諸表における表示区分と表示科目

損益計算書経常損益の部>営業損益の部>販売費及び一般管理費外注費

 

 

外注費勘定の実務

外注費給料手当給与手当)との違い

最近は、社員として雇い入れて給料を支払うのではなく、外注扱いにする場合が増えてきている。

外注に出す方が雇い主にとって様々なメリットがあるからである。

そのメリットとしては次のようなものがある。

  1. 社会保険料を負担しなくてもすむこと
  2. 外注費は課税対象となるため、消費税相当額を節税できること
  3. 人を雇い入れると、固定経費となるが、外注に出すことで、経費を流動経費にできること

 

派遣

人材派遣会社に支払う費用も外注費で処理してよい。

ただし、派遣されてきた人材に直接報酬を支払うのであれば給与扱いとなる。

なお、人材派遣費人材派遣料という勘定科目を新しく設定すると、人材派遣にかかる費用を別途管理できる。

 

 

外注費の課税・税金・税務(法人税法等)

源泉徴収

外注費の支払先が個人事業主である場合、委託した仕事内容により10~20%の所得税を源泉徴収する必要がある。

 

外注費の証拠資料

外注者からの請求書領収書、振り込んだ通帳のコピーなど。

 

 

外注費勘定の消費税の課税・非課税・不課税・免税の区分

課税対象。

ただし、実質的に給与扱いとなる場合には、不課税取引