[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


お茶


お茶の会計簿記経理上の取り扱い

会計処理方法

使用する勘定科目・記帳の仕方等
消耗品費福利厚生費会議費交際費雑費

期中にお茶を購入したときは、消耗品費のほか、その使用する実態に応じて福利厚生費会議費交際費などの費用勘定借方に記帳して費用処理をする。

たとえば、従業員全員が飲むお茶であれば福利厚生費取引先との打ち合わせで飲むのであれば会議費勘定で処理をするなど。

また、回数・額が少ない場合は雑費勘定で処理をしてもよい。

ただし、以上のような、どの勘定科目を使用してもよいが(→経理自由の原則)、いったん選択した処理方法は原則として毎期継続的に適用する必要がある(→継続性の原則)。

なお、従業員が飲むお茶を来客用にも使用している場合であっても、福利厚生費で処理してよい。

また、交際費に該当する費用であっても、それが5000円以内であれば、会議費などで費用処理をしたほうが、法上は有利である。

交際費等の損金不算入制度

取引の具体例と仕訳の仕方

取引

従業員用のお茶を買い、代現金で支払った。

仕訳

借方科目
貸方科目
福利厚生費 ✕✕✕✕ 現金 ✕✕✕✕

お茶の務・法・制上の取り扱い

消費税の課・非課・免・不課(対象外)の区分

課税取引

消費税法上、お茶代は課税取引に該当し、仕入税額控除の対象となる。



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