仲介手数料(不動産取引の仲介)
仲介手数料とは
仲介手数料の定義・意味など
仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)とは、不動産業者(不動産会社等)の媒介によって、土地・建物といった不動産の取引をしたときに、業者に支払う報酬をいう。
仲介手数料の位置づけ・体系(上位概念等)
情報提供等
法人税の租税特別措置法関係通達では、取引の媒介も含め、以下の役務の提供を「情報提供等」という用語で総称している。
租税特別措置法関係通達
(情報提供料等と交際費等との区分)
61の4(1)-8 法人が取引に関する情報の提供又は取引の媒介、代理、あっせん等の役務の提供(以下61の4(1)-8において「情報提供等」という。)を行うことを…
仲介手数料の会計・簿記・経理上の取り扱い
仲介手数料の会計処理方法・使用する勘定科目・簿記の記帳の仕方等
仲介手数料の会計上の取り扱い・使用する勘定科目等は、不動産取引の種類に応じて異なる。
不動産の取得の場合
資産計上―土地・建物勘定
土地・建物などの不動産を購入した場合には、付随費用として不動産の取得価額に算入して資産計上する。
不動産の賃貸等の場合
費用処理―支払手数料勘定
土地・建物などの不動産を賃貸した場合に支払う仲介手数料は支払手数料勘定などを使用して費用処理をする。
所得税の源泉徴収
源泉徴収の要否
仲介手数料=不動産業者に支払う報酬については、司法書士手数料の場合とは異なり、所得税の源泉徴収は不要である。
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