振込手数料
振込手数料の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
銀行の振込手数料は、次の科目などで処理をし、摘要欄に「振込手数料」などと記載する(または補助科目を設定して管理する)。
支払手数料
銀行の振込手数料については、通常は支払手数料勘定で処理をする。
雑費
ただし、振込手数料が相当額発生する場合には、雑費で処理をすることは一般的にはあまり適当ではない、といえる。
通信費
支払手数料は一般的な科目であるが、青色申告決算書(損益計算書)の経費欄には印刷されていない。
そのためか、振込手数料を通信費勘定で処理をしているところもあるようである。
通信費勘定で処理をしても間違いとはいえないであろうが、内容的にはあまり適切ではないものと思われる。
支払手数料勘定は会計ソフトではデフォルトで設定されているので、これで処理をし、青色申告決算書には支払手数料の科目を追加したほうが一般的には妥当と思われる。
取引の具体例と仕訳の仕方
振込手数料を負担して商品を購入した場合
商品(消耗品)を購入し、銀行振込で支払った。
なお、振込手数料は当方負担
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
消耗品費 | ✕✕✕✕ | 普通預金 | ✕✕✕✕ |
支払手数料 | ✕✕✕✕ |
振込手数料を負担して商品を販売した場合
商品(消耗品)を販売し、その売掛金の代金が普通預金に入金された。
なお、振込手数料は当方負担のためその分が差し引かれている
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
普通預金 | ✕✕✕✕ | 売掛金 | ✕✕✕✕ |
支払手数料 | ✕✕✕✕ |
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