[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


登記印紙


登記印紙とは

登記印紙の定義・意味・意義

登記印紙とは、登記簿謄本登記事項証明書)等の交付請求、登記簿の閲覧等の手数料を納付する際に使用される印紙をいう。

登記印紙の経緯・沿革・歴史など

登記印紙は、2011年4月1日をもって収入印紙に統合される。

登記印紙と収入印紙との違い

登記印紙と収入印紙は、その使用目的が異なる。

すなわち、前者が、登記簿謄本の交付請求、登記簿の閲覧等の手数料を納付するために使用されるのに対して、後者は、課税文書に課せられる印紙税や手数料、罰金等を徴収するために使用される。

また、発行者も異なり、前者は法務省が発行するものであるのに対して、後者は務省が発行するものである。

登記印紙の種類

登記印紙の額面には、100円・200円・400円・500円・1000円・5000円・10000円といった種類がある。

登記印紙の購入

登記印紙は、法務局、郵便局で購入できる。

登記印紙の会計簿記経理上の取り扱い

会計経理処理方法・簿記の記帳の仕方・使用する勘定科目

登記印紙を購入した場合
使用する勘定科目の例

登記印紙は消費税が非課なので、支払手数料勘定を使用すると、処理が煩雑となる。

そこで、登記印紙を購入した場合は、租税公課勘定を使用するのが通常である。

取引仕訳の具体例・事例

登記印紙を現金で2,000円分購入した

借方科目 貸方科目
租税公課 2,000 現金 2,000

登記印紙の消費税の課・非課・不課(対象外)・免の区分

登記印紙は、非課である。



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