懇親会
懇親会の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
従業員の懇親会の場合
懇親会の費用は、社内(従業員)の懇親会であれば、従業員への慰安として交際費勘定(費用)の借方に記帳して費用計上する。
ただし、(特定の従業員ではなく)従業員等が全員参加するのであれば、一定の条件はあるが、福利厚生費勘定で処理することもできる。
また、会議(仕事の打ち合わせ)という名目があれば、(特定の従業員を対象とするものであっても)1次会の費用については会議費として経費で落とすことも可能である。
なお、福利厚生費や会議費で処理したほうがその全額を損金算入できるので有利である。
取引先との懇親会の場合
これに対して、取引先との懇親会であれば交際費勘定で処理する。
取引の具体例と仕訳の仕方
社員全員が参加する懇親会を開催し、その費用を現金で支払った。
福利厚生費 | ✕✕✕✕ | 現金 | ✕✕✕✕ |
懇親会の税務・税法・税制上の取り扱い
消費税の課税・非課税・免税・不課税(対象外)の区分
課税取引
懇親会の費用は消費税の課税対象となる(仕入税額控除の対象となる)。
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