[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


レターパック


レターパックとは

レターパックの定義・意味など

レターパックとは、A4サイズ・4kgまで全国一律料で、荷物のほか信書も内容物とできる日本郵便の国内送達サービスをいう。

参考:レターパック - 日本郵便 https://www.post.japanpost.jp/service/letterpack/

レターパックの位置づけ・体系(上位概念等)

小包郵便物

レターパックは小包郵便物のひとつである。

小包郵便物にはレターパックも含めて次のようなものがある。

レターパックの範囲・具体例

信書

レターパックはゆうパックゆうメールとは異なり、信書も送ることができる。

現金

レターパックは書留郵便の扱いはできないので、現金を送ることはできない。

レターパックの分類・種類

レターパックには次の2つの種類がある。

  1. レターパックプラス
  2. レターパックライト

レターパックの取扱窓口

レターパックは郵便局やコンビニエンスストアなどの郵便切手類販売所で販売されている。

レターパックの発送

郵便

レターパックは郵便窓口から発送する。

レターパックプラスについては集荷も行われている。

ポスト

レターパックはポストからも投函できる。

レターパックの特色・特徴

レターパックの特色をまとめると、次のようになる。

  • 日本全国一律料
  • 信書も送ることができる
  • ポスト投函もできる
  • 書留郵便の扱いはできない
    • 現金を送ることはできない
    • 損害賠償は行われない

レターパックの会計簿記経理上の取り扱い

使用する勘定科目・記帳の仕方等
荷造発送費または通信費

レターパック代は、得意先等へ商品製品として発送した場合は荷造発送費勘定費用※1取引先等へ書籍消耗品・備品等※2として発送した場合は通信費勘定費用)の借方に記帳して費用計上する。

※1荷造発送費は、得意先等へ商品製品を販売するための荷造と発送にかかる費用などを処理する費用勘定である。

※2郵便物(通常郵便物)のほか、レターパックではこうした荷物のほか信書も送ることができる。

取引の具体例と仕訳の仕方

商品製品の場合

取引

商品をレターパックで客先に送った。

仕訳

借方科目
貸方科目
荷造発送費 ✕✕✕✕ 現金 ✕✕✕✕

書籍消耗品・備品等の場合

取引

商品カタログをレターパックで客先に送った。

仕訳

借方科目
貸方科目
通信費 ✕✕✕✕ 現金 ✕✕✕✕

レターパックの務・法・制上の取り扱い

消費税の課・非課・免・不課(対象外)の区分

課税取引

消費税法上、レターパックの料金は消費税の課税対象となる(仕入税額控除の対象となる)。



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